研究開発者のブログ

最近、うちの会社辞める人が多いんだけど大丈夫なのか???

Uターン転職のタイミングについて考えてみる。。。

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Uターン転職を考えているという事は、、、

もともと地方に住んでいて、地方で就職するよりも

東京や大阪で就職した方が人生楽しそうと思って就職したのですよね。

その時(就職する時)は高い給料を選んだという事ですよね。

Uターン転職するしないや、そのタイミングは、人それぞれでしょうけれど、

私の場合を中心に、Uターン転職のタイミングについて考えてみたいと

思います。

 

私の場合は、地元の大学に行きたかったのだけれど、

合格した大学は、東京の大学の方が偏差値高かったので、そっちに入学。

就職時も戻ろうと思ったのですが、意中の会社から採用もらえず、

それなら東京の方が刺激的だと思って、東京で就職してしまいました。

ことある毎にUターン転職を考えてしまいます。

時間が経つにつれ、当然身の回りの状況は変化しますよね。

僕の場合は、ずっと仕事仕事仕事で、四六時中仕事の事を考えていました。

実際、研究といった仕事は、出来ないこと(モノ)が出来ることが楽しいし、

他社に先を越される訳にはいかないですからね。

でも、そのうち仕事も飽きるというか情熱が無くなる時が来ました。

そうなると、残りの人生、自分にとって何を優先して時間を使っていくのかが

重要になってくると思っています。

限りある人生。20代の頃は死ぬのはまだまだ先と思っていましたが、

40代になると先は短いなぁと感じることが良くあります。

そこで、

現時点での人生の優先順位(プライオリティー)を考えてみました。

僕自身の優先順位は以下のようになりました。

  1. お金
  2. 家族(周りの環境含む)
  3. やりがい(仕事上)

こんな感じです↑。

だいたい誰でも、この3項目でほぼ

自分の人生の90%以上は占めているのではないでしょうか?

あるのは、時期やその人の状況によって順番が入れ替わるくらいです。

1.お金に関して

 だれもが一番は、『お金』に縛られている感じはします。

東京や大阪のような都心では、お金があればお金の力で、

楽しく過ごすことが出来ますよね。

でも、お金が無かったら、それこそ地方に住んでいるのと変わらない

生活になってしまいます。

個人的には、お金が一番大切だけれど、必要最低限の貯金があれば、

特にすごい贅沢をしたいとは思ってないですね。

たまには、息抜きに贅沢な時間を過ごせれば十分です。

お金は、死ぬ時までにすべてを使い切るくらいあれば十分で、

余裕を持って今から貯金が必要だと考えてしまうと、

かなり辛くなってしまうと思います。

僕の会社で一番の仲良しは、子供、奥さんがなく、結婚経験もないので、

そうなるとある程度の貯金があるために、

お金の問題よりもこの先の親の介護の心配や

自分が最後にどこに住みたいのかを考えてUターン転職を決めたようです。

ある程度大きな会社に勤めて独身だと、それなりにお金は貯まるようです。

そうでなければ、生活を見直して必要なものにはお金を使いながら、

できるだけ貯金を増やす工夫が必要になってくるかもしれませんね。

僕の場合はといえば、子供が2人もいるために、

この子たちが大学に行くのかどうか選択肢が別れるように感じます。

高卒で就職してくれるのであれば、高校卒業まではそれほどお金はかかりません。

しかし、大学に行くとなるとお金が必要なのでどう捻出するかですね。

銀行からお金を借りるとかすれば、なんとかなると思うけれど、

インパクトがデカイので学費に関してはちゃんと準備する必要がある。

そう考えると、Uターン転職は、やりにくい感じがします。

もしくは、早め早めにUターン転職をしておいて、

Uターン転職先で出世するように頑張るかですね。

所詮、出世しないと給料は増えないですからね。

このタイミングは悩ましいです。

2.家族(周りの環境含む)に関して

 この項目は人によって、全く異なる可能性があります。

  • 奥さん、子供
  • 両親、兄弟
  • 友達

 って感じですが、結婚していて奥さんがいる私の場合などは、

奥さんの発言権が非常に強いですから、

自分の思い通りには、何事も進まないです。orz。。。

出来る限り、年末年始と夏休みは実家に帰るようにしていますが、

親があと20年生きてくれるとして、年2回で40回しか会えません。

そう考えると個人的には悲しい気持ちになったりします。

『おかあちゃん、ごめんよ。。。』

まあ奥さんも同じような立場なので、なかなか我を通しにくいです。

僕の場合は、長男ではあるのですが、

妹夫婦がなぜか実家に住んでいるので、

自分は帰りたい気持ちが非常に強いのですが、

妹夫婦が、僕のUターン転職する理由をひとつ失くしてくれています。

お友達に関しては、僕の場合は、会社のお付き合い程度なので、

重要ではないのですが、

奥さん、子供の場合には、ストレスになるでしょうね。

なんせアパートが手狭になって、『引っ越ししよう!』となった時、

奥さんから言われた唯一の条件は、『同じ学校区である事!』でしたから。。

子供には自分の意思なく、親の決めた事に従うしか無いけれど、

奥さんはやっと出来た仲良しなお友達と離れるのは嫌みたいです。

3.やりがい(仕事上)に関して

 技術者であるならば、仕事上のやりがいは高いですよね。

もともと、営業なんて出来る能力ないし、コツコツやることは出来るけれど。

技術の世界が合っているから技術の仕事をしている経緯があります。

でも技術は、いろいろあって、積み重ねた経験が生きる世界だから、

まったく別の技術をやっていくのは非常に辛いです。

できれば、自分の好きな(合っている)技術を極めて、

ずっとやっていきたいと思う技術者は多いですね。

今の会社でもリストラとか配置転換とかあった時には、

不安定な会社に不安を覚えて、転職していく同僚は後を絶ちません。

職場が変わって全く違う仕事をするのであれば、

転職した方がかえって、

自分がよく知っている今までのスキルが活かせる職場で、

働ける場合があると思われます。

だから、みんな転職していくんだろうな。。。って、

転職した人を見ていると思います。

この点に関しては、『お金よりやりがい』 って考える人達です。

 お金を取るか?、やりがいをとるか?

でも技術を選んだ時点で、やっぱり技術者は『お金よりやりがい』

ですよね。

ただし、それだけでは生きていけない事もあるので、、、

独身で身軽であればやりがいを追求できるけれども、

私の場合は、

奥さんがいて子供が2人もいると、必ずしも『お金よりやりがい』

にはならない所が残念です。。。

Uターン転職タイミングのまとめ

 1.お金、2.家族(環境)、3.やりがい という3要素に着目して

考えてきましたが、

若いうちは、お金、環境、やりがいの面でひとつひとつが

有利な選択をしてきたと思います。

しかし、年を重ねるに従って、ひとつひとつが有利な選択だけではなくて、

総合的に判断して、決めていかないといけないように感じます。

最終的に何をもって自分は幸せと感じるのかをよく考えたほうが良い。

という事なのでしょうね。

自分の場合は、今までに自分が作った商品が世の中で出回っている事も

経験したり、狭い分野ですが、その道のエキスパートになったことも

あるので、『やりがい』という項目では満足しています。

どちらかと言えば、家族があるので『やりがい』よりも『お金』ですね。

Uターン転職するとすればタイミングは、プロジェクトが終了した直後かな。

次のプロジェクトがある程度進んでしまうと

転職する時期を逸してしまいます。 

 

お金は、今のままであれば、問題なく子供を大学にすすめ、

定年退職後も普通に暮らしていけるでしょう。

Uターン転職した場合は、転職後の最初のボーナスが

ほとんど貰えないのは痛いですね。。。

子供を大学には行かせる事は出来ると思いますが、

定年後はちょっと苦労するかも。。。?

でも、その分、田舎の方が物価安くて住みやすいから、

収支はトントンになるのかもしれないですね。

 う~ん。僕の場合、お金に関しては、転職する会社次第だな。。。

家族がいなければ、ある程度の貯金があれば、

タイミングは、いつUターン転職しても困ることは

無いような気がします。。。

 

家族(環境)に関しては、

 奥さんの同意が得られるかどうかが一番の心配です。

奥さんが幸せなら、僕も幸せ。

奥さんが不幸なら、僕はさらに不幸。。。

 こればっかりは、Uターン転職のタイミングとしては、

早ければ早いほうが傷口が広がらなくて良い気がします。

 

良い転職先の見つけ方

 最後まで読んでいただいて有難うございます。

良い転職先の見つけ方に関しては、以下の私の記事が役に立つと思います。

必見の内容が含まれています。

electricalengineer.hatenablog.com