研究開発者のブログ

最近、うちの会社辞める人が多いんだけど大丈夫なのか???

愛知県が運営するUターン転職支援センター

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先日行ったDODAの転職フェアのその後の話です。

転職フェアでは、いろいろなブースを回ったのですが、

もう少し企業側から面接に来ませんか?的なメッセージがあるのかなと思っていたのですが、意外に無いですね。メッセージがあったのは2件だけです。

 

営業系の会社からアプローチが来た!

そのうちの一つは、営業系の会社で、通信代理店事業、広告代理店事業、オフィスソリューション事業、ネットメディア運営事業、人事コンサル事業、光コラボレーション事業、クリエイティブ事業システム開発事業と本当に広く手がけている会社でした。

まあ営業職には興味が無いですし、根っからの理系技術者には営業は出来ないお仕事のひとつだけ思っております。。

DODAの転職フェアでは、一番人気の様でした。ブースから溢れるほどの人がいて、常にもっと前に詰めてくださいというスタッフの声が聞こえてました。この会社は2012年に会社が出来て、すでに社員が680名。そのうちの380名が正規従業員という伸び盛りの会社ですね。

社員の募集には、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的な感じに思えます。

営業の世界は怖いなぁと深く感じます。。。

 

『愛知県地域しごと支援センター』

もうひとつは、愛知県からのメッセージでした。

前にもお伝えしておりますが、愛知県のブースは、正式名は、『愛知県地域しごと支援センター』です。名古屋市とかではなく、県の組織なのですね。。。

その目的は、

『将来にわたり日本の活力を維持する』

のようです。愛知県はモノ作りが盛んですから、モノ作りが愛知県の活力ですよね。

確かに製造業はあまり人気が無いのかもしれませんね。

ただ、ひとつの事を継続して努力できる人には、安定した良い企業がたくさんあると思うのですがね。

それで、日本の活力を維持するための愛知県の方法ですが、

『急速な少子高齢化の進展に的確に対応するとともに、首都圏への人口の一極集中を是正して地方に住みよい環境を確保する』

だそうです。

そのため、愛知県自らUターン転職を支援しているということです。

愛知県はリーマン・ショック後の景気回復に伴い、特に中小企業を中心に人材不足の状況にあるそうです。

複雑ですね。リーマン・ショックの時はリストラをしたはずです。リストラされた人達は、住む場所をいとわず職のあるところ(たとえば首都圏)に移動しますよね。その後、当然のように景気回復すれば愛知県は人材不足が露呈しますよね。

首都圏から愛知県のようなUターン転職のメリット・デメリットを考えた時、首都圏と地方との違いって、何なのか考えてしまいます。。。

たとえば、首都圏と地方の違いは、情報発信量の違いなのかもしれませんね。

今はインターネットのおかげで地方でも情報が入ります。うわさ話ではなく、文章や動画、画像で情報が入るのですが、でもナマの情報には劣ります。

だから、『愛知県地域しごと支援センター』が愛知県の情報量を増やしていると考えるとたしかに、良い仕事をしていると思えます。