ドローン周辺の開発はロボット技術者にとって面白い!楽しい♪
開発が進んでいる分野は技術者にとって面白いですね。
たとえば、こんな記事があります。
パナソニックが開発したシステムは、ドローンの接近をマイクとカメラを使って検知し、警備モニターに映像を映し出す。原理は、集音マイクでプロペラ音を環境音と聞き分けて飛んでいる方向を特定。カメラ映像をモニターに映す
今までは、200メートル先までしか見つけられなかったが、今回のパナソニックのシステムでは300メートル先まで検知できる。
価格は、1セット1000万円だそうです。
ドローン発見システムの用途
このようなドローン発見システムの用途は、落下事故、テロ、盗撮、いたずらに対して未然に防ぐことや、起きた時のドローン飛行経路の解析などだと思います。
ドローンの用途拡大が今後ますます期待されていますが、それを実現するのは技術者の仕事ですね。だから、これからはドローン関連では大発見に近いような開発が進む可能性があります。
ドローン周辺での技術の広がり
いくつか面白そうなドローン関連の技術ネタはありますね。
たとえば、、、
- ドローンを発見する技術
- プロペラ音を聞こえないくらい減らす技術
- ドローンを落とす技術
こんな感じです。
1.ドローンを発見する技術
ドローンを発見する技術は、マイクによる集音が現時点では一番やりやすいでしょうね。後は、カメラを使った認識ですが、遠くからの飛来に対しても発見しないといけないとなるとカメラの画素が必要になります。最近は4Kなど高画素のものがより安く変える時代なので、ある程度カメラでの性能は出し易いですね。
最近は、カメラの画像から、人の顔を見分ける技術が進んでいます。だからドローンを見つける技術も今後の努力によって高精度になるのではないかと思います。
カメラは、夜や霧、雪などでは性能が出ない可能性があるので、レーダーを採用したハイブリッドも考えられますね。
プロペラ音の集音に関しては、プロペラ音が無くなったら、その技術は使えなくなってしまいます。
集音、画像、レーダーそれぞれにメリット、デメリットがあるので、それを状況に応じて補うようなシステムが『ドローンを発見する技術』には必要だと思います。
2.プロペラ音を聞こえないくらい減らす技術
この技術は面白いと思う技術者は多いと思います。何と言っても要素技術ですし、流体力学のシミュレーションを駆使すれば、プロペラ音が小さくてなおかつ、効率的に飛ぶことが出来るプロペラが出来そうな気がします。そして、そんなプロペラが出来たら、特許出願で懐が暖かくなりますし、さらには学会発表という名誉が待っています。
う~ん。技術者としてのやりがいがそこにはありますね。
3.ドローンを落とす技術
ドローンを落とす技術は出来ると面白いですね。たとえば、パトリオット・ミサイルのようなドローン迎撃ミサイル!。。。
でもこれは技術としては面白いけれど、落下したものによる損害補償など、いろいろ後で問題になりそうだから、採用されないかも。。。
では、敷地内に不法侵入してきたら、ドローンを強力な電磁波で落としてしまうのはどうかな。より実用的なような感じがする。
まとめ
いずれにしても、ドローンは、花火を上空から空撮するとか、いままで見えなかったものがみえてしまうし、農業の世界でも農薬散布などに昔から無人ヘリコプターを使ってきた。
絶対的に技術者にとっては、ドローン周辺の技術が面白いと思います。
関連する企業でも、ドローンを使った新規事業を立ち上げる機運があるので、新し物好きな技術者には転職して面白い仕事が出来そうですね。。。