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研究開発者のブログ

最近、うちの会社辞める人が多いんだけど大丈夫なのか???

三菱自動車は日産傘下で復活できるのか?

Uターン転職

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三菱自動車と日産自動車との資本提携は話しが出来過ぎていますね。

妙に提携まで時間が早かったのは何かあるとしか思えません。

何があったのか?

勝手に推測してみます。

もともと三菱自動車は日産自動車に資本提携を持ちかけていたのではないかと思います。

三菱自動車は東南アジアでは、ブランド力があるが、国内事業では赤字なので、日産自動車に資本提携してもらうことで、日産がスズキからの軽自動車供給はストップしてもらって、軽自動車のOEM元は三菱製軽自動車だけにして、三菱自動車の生産稼働率を上げたかったのではないか?

そして、日産自動車に資本提携を持ち込んだが、日産自動車が三菱自動車との資本提携を精査すると走行抵抗不正による偶発債務があることが分かった。

そこで、三菱自動車は、不正を発表することを条件に日産自動車に資本提携してもらったのでは無いかと思われます。

もしくは、日産は好条件での資本提携を狙っていた。

だから、以下の条件が揃った今のタイミングを日産は逃さなかった。

  1. 三菱自は債務超過を解消し3848億円のネットキャッシュがある
  2. 不正による損失があっても3848億円あるので直ぐに債務超過にならない
  3. 三菱商事は新価格の下落で4000億円の減損
  4. 三菱重工は大型客船で1300億円の特別損失

もし、そうでなかったとしたら、こんなに早いタイミングで資本提携の発表が出来るとは思えません。

カルロス・ゴーンが来る前の日産自動車には全く無かったスピード感だと思います。

日産自動車が資本提携を急いだのは、他の自動車会社に取られないようにするためだった可能性も高いと思うのです。

ゴーン体制以前の日産

日産は1999年、ルノーとアライアンス(提携)に至りました。

当時の日産は2兆円あまりの有利子負債をかかえ、倒産寸前になっていました。

そうなったのも、トヨタに対抗意識があり、『技術の日産』と昔は言われていました。

日産車は、技術力が高いから良い車である。だから営業しなくても売れる。

対して、トヨタの営業は呼ばなくても向こうから勝手に家まで来る。

みたいな感じで営業力の差は明確でした。

30年以上前は、トヨタ車より日産車の方が全然良かったと思いますが、営業力の差でトヨタ車はシェアーを伸ばし、そうやって儲かったお金で地道に技術を磨いていった事で、トヨタは世界初の技術を出せるようになっていったのだと思う。

日産はトヨタに対抗して無理に車種を増やしたりしたが、その車はお客さまにとって、魅力の無い商品だったために売れず不採算車種が多くて、日産自ら自分の首を締めていった感があった。

日産は東京大学よる派閥が蔓延っていて、『シーマ現象』など非常に成功したプロジェクトもあるのですが、成功への妬み嫉みになって、日産自動車は経営が行き詰っていた。

技術はあるが、経営者が文系出身で技術を理解せず、ダメな方向にばかり主導していった。とまで言われていた。

間違っていても、仕事として回してダメだったら修正していけば良いと思うが、おそらく社内では『どうせやっても。。。』といったマインドだったために、やることが遅かったのだと思う。

そのような状態を世間は『大企業病』と呼んでいて、日産自動車は典型的な大企業病企業だった。

そんな状況を打開するために英断したのが、当時の社長だった故塙義一さんだった。

(ちなみに塙義一さんも東京大学経済学部の御出身でございます。)

塙義一さんは、ダイムラー・クライスラーに話を持ちかけるがまとまらず、最終的にルノー(RENAULT)傘下で救済を受けることとした。

日本では、あの大企業の日産自動車がルノーの子会社?と衝撃に驚いた。

カルロス・ゴーンが日産自動車の社長に就任し、日産が食い物にされる感が非常に強かった。

しかし、この救済は、日産自動車の体質を確実に良い方向に変えることとなった。

若手社員でもヤル気があって、会社を変えていける人間が管理職や、役員に就任し、モデルチェンジは最小限に抑え、とはいえ、電気自動車や自動運転には積極的に商品投入や研究開発する姿勢が見られ、将来への布石を確実にしている所は経営がうまくいっている。

日産自動車は、ここまで社内の体質を変えられた企業は珍しいのではないかと思う。

日本の企業体質からグローバルスタンダードで考えられる企業になった。

 

日産傘下で三菱自動車を復活させるには

日産自動車は、役員クラスであれば、以前の上手く行かなかった時代の雰囲気も知っているだろうし、今のグローバルスタンダードな経営の雰囲気も知っているだろう。

そのような人材が三菱自動車の社長および役員に就任し、その人達の考え方を遂行できる人材を今の三菱自動車の中から登用すれば、三菱自動車は良くなると思う。

以前日産自動車がルノーから教えてもらったノウハウを活用すれば、三菱自動車の救済は固いと思う。