方針を決め、方針に沿った仕事成果は価値がある(松下幸之助から学ぶ)
中間管理職として、悩むことは多い。
自分ひとりなら、やることだけやってればよいが、
部下をどう育てるか?
部全体の結果をどう出していくのか?
自分自身がどう活躍するのか?
これを自分で試行錯誤していると時間がかかるので、
先人の知恵を学んで、自分を向上させたい。
そこで、以下の記事から学んだことをまとめてみました。
この記事をまとめを箇条書してみました。
- 方針(目的、目標、真理)に沿ってないことは価値が無い
- 低価格で間口を広げる商品を作っておく
- 間口を広げる商品でも赤字はダメだ。工夫して黒字にする
- 赤字を許すと全体がどんぶり勘定になってしまう
- 『部下の部下』や『部下の家族』にも配慮する
- 責任は自分(上司)が取るという態度を示す
- ラッキーな成果は褒めない
- 方針から外れてなければ、やり方は自由にやってもらう
これについて、一つひとつ詳細を述べたいと思います。
方針(目的、目標、真理)に沿ってないことは価値が無い
方針をまず先に決めることが大事。
真理を基に、目的、目標を決めて、まずは最短ルートでやってみる。
寄り道しない。やっている最中にこっちの方がいいな。。。と思ってもやらない。
という意志が重要なんだと思いました。
『ブレてはいけない』ということですね。
低価格で間口を広げる商品を作っておく
これは直接この記事に買いてないのですが、松下幸之助は、PHP運動の機関紙として、間口を広げる商品と、大きく利益を出す商品とを分けて考えていたと思いました。
その際は、部下が機関紙を値上げしたい理由をちゃんと最後まで聞いたところは、人間として素晴らしいですね。
間口を広げる商品でも赤字はダメだ。工夫して黒字にする
宣伝のための間口を広げる商品でも赤字は許されなかったと言います。
地道にちょっとづつでも改善していって、工夫により赤字にしないという考え方が重要なんだと思いました。
赤字を許すと全体がどんぶり勘定になってしまう
今の大企業、たとえばシャープとか東芝とかソニー、三菱自動車などは、赤字の不採算部門の方が多いのではないかと思う。
赤字の事業を許してしまうと、どんぶり勘定になってしまって、別の事業でも赤字になっても、黒字の事業で補えば良いと思ってしまう。
それがいけないとの思想です。
これは、ブロークンウィンドウ理論と同じですね。
街に窓の壊れた建物や車を放置しておくと、犯罪が増えやすい。
もし、犯罪を無くしたいのであれば、些細な違反行為でも見逃さず取り締まることで、街の治安が保たれる。
『部下の部下』や『部下の家族』にも配慮する
これは大事ですね。。。
でも何をどうやったら良いかが難しいと思うんです。
記事にあるような仕事のあとに、『電話して家族がいる前で褒める』とか今では出来ないですね。
『部下の人達にもよろしく言ってくれや』という言葉は三重に効果のある言葉で、
部下がしっかり働いてくれているという意味で部下の部下を喜ばしますし、
部下の部下は、松下幸之助に対して、良い人だなと考えるようになりますし、
また、部下がしっかり働けるような環境にしていると褒めてます。