先輩がUターン転職(技術者にとっての幸せな会社生活)
一昨日金曜日は先輩の送別会でした。。。
よく食べよく飲みよく語った飲み会でした。
今日は二日酔いです。
先輩は大阪にUターン転職するようです。
先輩は回路設計が非常に得意なメカトロの研究者でした。
回路設計に関しては長い間非常にお世話になった方なので、
居なくなってしまうのは残念な感じです。
異動に際しては非常に不安だと言っていました。。。
その不安は的中したのでしょうか?
『仕事がつまらない。。。』というメールをもらっていたので、
僕も心配していたのですが、結局はUターン転職を決意した!ということです。
では、その『仕事がつまらない』の内容ですが、
研究とは違うので、上から降りてくる計画がぎちぎち。
回路設計は仕様書を作成するだけで、ハンダゴテは握らず。
回路を設計して基板が出来てきた時のドキドキ感を味わうことは一切なく、
外注先に依頼したら出来てくるのが当たり前で、
さらには、自分の担当している部分は非常に限られていて、
全体を見るわけではないので、愛着は沸かず。。。
そんな仕事の内容では、やりがいも感じず、
技術者としての出来た喜びを感じることが出来ないと言っていました。
このような感覚は研究開発をする技術者には多かれ少なかれありますよね。
それで、今の会社よりは規模は小さいながら、
生まれ故郷にある技術者を大切していると思われる会社に転職を決めたようです。
そちらの会社では研究部門に配属のようで、
転職先の会社では自分の技術を持っている人がいないので、
ぜひ来て欲しいと言われたそうです。
サラリーマン技術者としての一生を考えると、大学を卒業した後は、
研究部門に配属されることが通常ですが、技術を持っていないと、
年齢を重ねる毎に開発部門とか製造部門に異動になるケースがありますよね。
でも、スポーツマンと一緒で技術者でも生涯現役で研究を続けたい人は多いから、
生涯現役で研究を続けるためには、『大学に戻る』とか、
『研究機関に転職する』とかありますが、
多少規模の小さいサプライヤ的な会社であっても、
研究部門に配属されるのであれば、ハンダゴテ握ったり、プログラムを書いたり
出来て、技術者としての幸せなサラリーマン生活なのかな?なんて、
先輩をみてると思いました。。。